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不動産の契約時に必要なのは「契約書」だけじゃないってご存じですか?

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こんにちは。エートラストの飯沼です。

ここしばらくの間は新規事業の立ち上げやその他モロモロが重なってしまいまして、かなり久しぶりの更新になってしまいました。。
やはり、何事も継続する事は本当に大変ですね。
出来る限り有用な情報を発信したい…!なんて考えてしまうと尚更筆が進まなくて…。と、言い訳はここまでにしましょう。

 

さて、今回は契約時における重要事項説明についてです。

すでに不動産を購入した経験のある方ならご存じかとは思いますが、不動産の契約において事前に交わさなければならない書面が重要事項説明です。
これが、非常に難しい内容なうえ、すっごく長いんです。
そんな重要事項説明ですが、「本当に必要なのか?」ということについてお伝えしたいと思います。

契約時の流れをものすごく簡単に説明すると…

 

①重要事項の説明
②売買契約書の記名押印

 

細かいことはその他にも有りますが、ざっくり言ってしまうとこの2つです。
順序としては、契約の前に説明なんです。

契約の前に行う「重要事項説明」ですが、お客様からも「本当に必要なの?聞いてもなんだか難しくてわからないし、省略できないの?」と、ご意見をいただくことがよくあります。

 

結論から申し上げると、重要事項説明は「絶対に必要」なんです。
理由はざっくり3つあります。

 

① 法律で決まっているから

不動産売買時の重要事項説明は「宅地建物取引業法35条」で定められた義務です。
宅地建物取引業者(不動産屋)は、不動産を売る場合には、原則重要事項説明を行わなければいけません。
仮に重要事項説明義務を怠って、その違反の情状が特に重い場合は業者免許取消にもなるほどです。
免許取消になるとその業者は再度免許が許可されるまで(最短でもおよそ5年程度)は、宅地建物取引業(不動産業)を行うことが出来なくなりますので、不動産業者にとって最も基本的で重要な義務と言えます。
では、重要事項説明ひとつで何故ここまでの厳罰が定められているのか、それは次の理由に繋がります。

 

② 取引する不動産について、当事者がきちんと理解した上で契約を締結するため

不動産というのは、この世に全く同一のものがないと言えるほど、個性的で複雑な内容の商品です。
特に中古物件については、竣工当時の法令やメンテナンスの履歴、経過年数なども物件の価値を左右しますので、単純に物件そのものだけでは良し悪しを判断出来ません。
不動産という高額な商品を購入するにあたり、そういった商品の詳しい内容がわからなければ、購入するかどうかについて正しい決断を下すことが難しくなります。
そこで、法律で定められた項目について契約前に「宅地建物取引士」という有資格者が説明を行うのです。
これが重要事項説明の最も大きな目的と言えるかと思います。
この目的を確実に業者に遂行させるため、先に述べたような厳しい規定が設けられています。

重要事項説明は専門的で難しい内容が多くはなりますが、一般の方にもわかりやすく説明するために宅建士がいます。
正しく判断するためにも、説明時にわからない部分や不安に思った点等があれば、遠慮なく聞くことが大切です。

また売主様の立場においても、現状の物件内容を理解した上で売却することは後々のトラブルを回避するためにも大切ですので、可能であれば契約の前に重要事項説明書にお目通しいただくのが安心かと思います。

 

③ 取引時の詳細な内容の証明として

重要事項説明を行った後、説明内容を記載した重要事項説明書が交付されます。
万一、契約後にトラブルになった際など、契約前に説明を受けて確認した内容と相違がないか確認するときに必要になります。
「売買契約書に契約内容が書いてあるのだから、契約書だけ保管しておけばいいのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、売買契約書には物件の詳細な管理状況等は記載されていないため、その部分が争点となった場合はすぐに正しい内容を確認することが出来なくなってしまいます。
重要事項説明書は、処分されたり無くされたりしないように登記書類や売買契約書類とあわせて厳重に保管してくださいね。
もし無くされしまった場合、取引した業者に連絡して写しを取り寄せることができるはずです。
ただ証拠能力の点でいうと写しでは心もとないので、やはり原本の保管は必須だと思ってください。

 

以上がざっくりとした重要事項説明が必要な理由です。
つまり、説明を受けた上で、契約する不動産の内容を把握して契約をしましょう。という事ですし、契約後に万が一があった場合に必要になる場合もあります。

 

当社は重要事項説明や、それに係る物件調査をいかに丁寧に正確に行うかで業者の質が出ると考えています。

 

重要事項説明書の内容について質問してもあやふやな回答しか出来ない、内容に誤記があるなどはもってのほかです。
以前『素朴な疑問。なぜ不動産会社の営業は自分で物件を買わないのか!?』の記事でもお伝えしましたが、業者自身がオススメする物件の内容をきちんと理解していない場合は、正直かなり怪しいです。
改めてじっくりと検討してから判断された方が良いかというのが私の意見です。

 

聞き慣れない単語がたくさん出てきますし難しい内容ですが、大きな買い物ですからしっかりと確認した上で契約をしましょう。

 

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